2025-02-22
マーケティングとよく似た考え方に「デザイン思考」があります。
「デザイン思考」とは、デザインから物事を考える、ということではありません。一見名前からそう連想しがちですが、その本質は「人間中心の問題解決プロセス」です。色や形ではなく、「どんな問題があるのか?」を深く理解し、「どのように解決できるか?」を試行錯誤するのが「デザイン思考」です。デザイン思考もマーケティングも顧客中心の考え方であり、「顧客の課題を解決し、価値を提供すること」 を目指しています。
では、この両方のいいとこ取りをしたらどうでしょうか。
では、小売店を例にデザイン思考とマーケティングのいいとこ取りした考え方を見てみましょう。
小売業では、単に商品を並べるだけではなく、「お客様が思わず買いたくなる仕組み」 を作ることが重要です。そのために役立つのが、デザイン思考とマーケティングを組み合わせたアプローチ です。
デザイン思考では、お客様の行動や感情を観察し、問題を発見し、創造的に解決する ことを重視します。一方、マーケティングはデータ分析や戦略を活用し、売れる仕組みを設計 します。これらを融合させることで、より効果的な売り場作りが可能になります。
このように、デザイン思考とマーケティングで「売れる仕組み」を作ることで売上アップを目指します。
繰り返しますが、デザイン思考もマーケティングも顧客中心の考え方であり、「顧客の課題を解決し、価値を提供すること」 を目指しています。軸足が「顧客」であることこそが、成功につながります。
(C) Hida-Sales Promotion & Planning