動画編集は、撮影から始まっている

2022-08-31

動画編集とは、撮影した素材(クリップ)を並べてつなぎ、それにタイトルやテロップを載せ、ナレーションやBGMを付けること。ですが、これは作業の話。

動画には文法があります。以前、こちらの記事でご案内しています。

撮影は、この文法に沿って行います。撮影の条件によっては、順番を変えて撮影することもありますので、そのため編集で正しい順番に並び替えます。

撮影時に、必要なカットを撮っておかないと、編集の時に大変困ります。再撮影、なんてことも起きます。そうならないようにチェックしながら撮影します。

さて、文法通りにカットがつながると、タイトルやテロップを入れます。

このテロップですが、文法通りにカットがつながっていれば基本的に必要ありません。映画はそうですね、TVのように頻繁にテロップが出ることはありません。

TVでは、演出でテロップを多用しますが、カットが文法でつながっていることが前提です。

私の映像の師であるTプロデューサーは、フィルム時代にカメラマンの経験があり、当時のお話を聞くと、ニュース取材では撮影してきて現像し、すぐに放送に乗せるというスピードが求められていたので、編集が必要ないように撮るのが当たり前だ、と言っていました。

番組制作で演出をやっていた時は、腕のいいカメラマンに随分助けていただきました。編集がめっちゃ楽になるカメラマン、生中継の事前Vでは無編集でそのままオンエア、なんてこともありました。

動画編集は、すでに撮影から始まっています。

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