2022-05-11
商売では様々な事業が行われます。事業にもいろんな規模があり、販促のキャンペーンもその一つと言えます。
あるキャンペーンを実施し、思うような結果が出なかった時、ある経営者の方がこうおっしゃいました。
「今回は思うような結果が出なかった。このやり方には何か足りなかったんだな。それがわかったことが成果だね。」
この後この方は、PDCAを回す指示を出していました。
PDCAとは、課題解決のために企画(PLAN)し、それを実践(Do)し、その結果を検証(Check)する。そして次の課題を明確にする(Action)。これをぐるぐる回して、最適化していきます。
成果の判断は、このサイクルに進むステップなんですね。
もし、先ほどの段階でダメだと判断してストップしてしまったら、改善のサイクル(PDCA)に進まず、永遠にその課題は改善されません。
『失敗の多くは、成功するまでにあきらめてしまうところに、原因があるように思われる。最後の最後まで、あきらめてはいけないのである。』
商売の神様と言われる松下幸之助さんの言葉です。
売れるようにするには、売れないようにしないこと。課題を明確にすることは、売れない要素を明確にすること。明確にするからこそ、改善策が見えます。
繁盛店は、途中でやめない。大発見です。
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