2022-06-01
私の肩書きにも入れている「販促プロデューサー」って、どんな仕事?
例えば、新しい商品を誕生させて販売していきたい、というご相談を受け、必要なものをピックアップすると、商品パッケージ、商品ロゴ、商品紹介パンフレットやチラシ、ホームページ、SNS活用など、様々な販促ツールの計画が表れます。
それを一手にご支援するのが販促プロデューサーの仕事です。
まずは企画。クライアントが求める成果を実現できるよう、販促企画を立て、必要な販促ツールを投入します。それぞれの販促ツールの役割を明確にし、プロジェクト全体で成果を生み出す仕組みづくりを行います。
次に、このプロジェクトを進めるにあたり、最適な人選を行います。グラフィックデザイナー、Webデザイナー、Webコーダー、カメラマンなど、ブレーンから選定し、企画趣旨を説明し見積を集めます。(ある程度のスケジュール感も伝えます)
販促企画と見積をクライアントに提示し、ご発注いただいたらプロジェクトのスタートです。
納期を基準にスケジュールを決めます。この時、各販促ツール(タスク)ごとにスケジュールを作成します。
出来上がったスケジュール表は、クライアントの了解を得た後、各プロジェクトメンバーと共有します。
このまま企画通り、スケジュール通りに進めば何の問題もありませんが、その通りいかないのが現実です。
そこでプロデューサーの出番です。問題・課題を明確にし、原因を追求し、改善策を取ります。スケジュールの立て直し(リスケ)が必要なら行います。
場合によっては予算変更を迫られたりすることも。該当パーソンと調整したり、様々な要因で空気が悪くならないよう、常に気配りするのもプロデューサーの仕事です。
トラブルはどこに潜んでいるかわかりません。そのトラブルの全てを解決するのもプロデューサーの仕事。身も心も休めないのがこの仕事です。
納期が近づくにつれ、間に合うかどうか、という心配を抱えながら笑顔で「いつもありがとう」と声をかけスムーズにプロジェクトを進めるのも仕事。
無事納品できた時は、本当に嬉しいです。
ですが、ここで終わらないのがプロデューサーの仕事。
この販促企画に基づいて実行し、全てがうまくいくとは限りません。修正やアレンジをかけて補正をかけるのもプロデューサーの仕事です。
「うまくいってよかった、ありがとう」とクライアントから労っていただけた時、ようやくこの仕事から解放されます。
(C) Hida-Sales Promotion & Planning