2024-06-19
「この商品はよく売れますが、なぜかこの商品はあまり売れません。何が違うんでしょう?」
支援先の小売店で、このような質問を受けました。
現代では殆どがセルフ販売です。店頭に並んだ商品から自分が目的の商品を見つけ出し、自分で検討して自分で選び購入します。購入者が頼りにするのは、商品そのものであり、頼りになるのが商品パッケージです。
もっと簡単に言えば、お客様は商品パッケージを頼りにして商品を見つけ、検討し、購入を決めています。商品パッケージは、売れる商品と売れない商品の違いに大きく左右します。
商品パッケージの何がそんなに商品の運命を変えてしまうのでしょうか。
お客様は、その商品の見える部分でしか判断ができませんから、
・商品パッケージのデザイン
・商品パッケージに書かれた情報
が非常に重要です。
まず、そもそも見つけてもらえなければ購入の検討もしていただけません。どの商品よりも存在がアピールできているかが重要です。
次に、その商品が何であるか、また購入者のニーズに合っているかが伝わらなければなりません。
そして、他と比較したとき選ばれるものでなければなりません。
最初の質問のように「何が違うのか」という点に焦点を当てると、その商品単体ではよくできている商品でも、他と比べて負けていればあまり売れない商品になってしまいます。
つまり、どの商品よりも負けない商品であることが重要です。
中身、商品そのものに自信があっても商品パッケージで負けてるかもしれません。商品パッケージに自信があっても、お客様には届かないものになっているかもしれません。
「売れる」とは、お客様が「買っている」現象です。「売れる商品」とは「買われている商品」ということですので、自分主体ではなくお客様主体で考える必要があります。
どんな商品パッケージなら、つい手を伸ばしまうのか。
どんな商品パッケージなら、安心して選べるのか。
お客様が「つい買ってしまう商品」は、どの商品よりも負けない商品です。「負けない」要素を徹底的に省くことで「売れていく商品」が出来上がります。
もし、本格的に「売れる商品パッケージ」に挑戦したいというお気持ちがあれば、ぜひ門を叩いてください。全力でご支援いたします。
<参考> 商品開発の支援
(C) Hida-Sales Promotion & Planning