売れるようにするには、売れないようにしない

「売れるようにする」、それはどの事業所も取り組んでいることです。

売れる商品の調達、売り場（店舗）の工夫、心地よい接客、広告やSNSを使った集客・・・。どの事業所も、この努力を惜しむことはありません。

もちろんこれは重要なことではありますが、これだけでは十分ではありません。

学生時代、スポーツや音楽に取り組んだ方も多いと思います。スポーツであれば、試合に勝つためには、戦略、試合相手の研究など、様々な努力をされたと思います。

それに合わせて、ランニングをしたり、筋力トレーニングをしたりと、基礎運動能力をつけますよね。

これはなぜかというと、負けない体力をつけるためですよね。サッカーの試合でコート内を走ってすぐに疲れてしまっては試合に勝つことは困難です。

これは商売でも大切なことです。

笑顔で接客する、店内を隅々まで掃除し清潔さを保つ、商品がキレイに並んでいる、店舗の外観が汚れていない、これからは当たり前のように思われるかもしれませんが、結構重要なところで欠けてしまうことがあります。

何屋さんかわからないような店舗外観、目立たず読みづらい看板、入りにくい入口、目的の商品が見つけにくい陳列、ワクワクしない店内装飾、気まずい空気感・・・

売れるようにするのはプラスの努力、売れないようにしないのはマイナスを作らない努力。

この二つの努力があってこそ、売り上げアップにつながります。