企画を伝えるのが企画書

2022-03-06

初めて買った企画書の本は、「企画書は一枚で!(高橋憲行著)」です。27歳だったと思います。

勤めていた会社の当時専務から著者の本を紹介され、その本がまだ27歳の私にとっては難解で、本屋をぶらついていたところ著者の新刊を見つけ買いました。「一枚で!」に惹かれました。

初めて触れる「企画」は何度読んでも理解が難しく、「え〜い、この本の通り書いてみればいいや!」くらいの気持ちで取り掛かりました。

しかし、何だかしっくりこない。書いても書いても、しっくりこない。

「何を伝えたいの?」上司にそう言われ、ハッとしました。

企画書を書くことが目的になっていました。

目的は、企画内容を伝え採用されること。企画書はそれを伝えるツールでしかありません。

もう一度本を読み直し、企画内容をまとめることからやり直しました。

出来上がった企画書は一枚ではありませんでしたが、企画趣旨からその詳細、プレゼン先企業や社会に対しての便益、予算、スケジュール、5枚くらいだったっと思います。

上司と一緒にプレゼン、見事採用されました。3,000万円の大事業でした。

それから20年ほど経ち、著者と交流が叶い、高山市でマーケティング・プランナー養成講座を開講し地域の事業所を支援することになります。

その時、著者の高橋先生から「企画書は一枚で」のリブート版を書くことになり私の書いた企画書を掲載したいという大変光栄なオファーをいただき、「【超】一枚 企画書の書き方」が出版されました。

「企画書は一枚で!」、今でも大切な1冊です。

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