2022-07-07
1994年12月、初めてホームページ作成受注から四半世紀、様々な業種、業態から、様々な目的のホームページを作成して来ました。
その中で、インターネットで売れたもの、売れなかったものの象徴的なものをご案内します。
売れたもの、それはその市場で困っているものを解決するものでした。ご相談をいただいた社長さんも、「これはこの業界で絶対に受け入れられます。なぜなら、みんなそれに困っているからです。その困りごとを解決できる、それがこの商品なんです。」
この時は、単にその商品を紹介するホームページを作成するだけでなく、どうやって販売していくかを併せて考案し、実践されました。そのご努力もあり、現在では専門の会社を立ち上げ、全国から注文が入る人気サイトとなっています。
売れなかったもの、それは発明品です。「これは私が考えた商品です。絶対売れるはずなので、ホームページを作成したい。」どんな人に向けた商品なのかお聞きすると、「いいと思った人が必ず買ってくれる」とのこと。正直困りました。
開発の経緯や、その想いをお聞きし、想定できるターゲットを設定し、なんとかホームページを作成しました。結果は・・・、アクセスも伸びず反応を得ることはできませんでした。
この違いはなにか。
方や、顧客の困りごとに着眼し、自社の持っている技術とノウハウで商品化。もう一方は、顧客不在で商品をつくる自己満足型。
これ、ネットの世界だけの話でしょうか。
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